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2016.06.23

代表取締役小松が「奈良少年刑務所」で講演を行いました

奈良少年刑務所 門

先日、当社の代表取締役 小松が、奈良少年刑務所の受刑者400名に講演を行って参りました。

弊社では、企業理念にもあります「社会問題の解決」の一環として、
『初犯受刑者の再犯防止を目指す就労支援団体・NPO法人太陽の風』の支援をしております。

無職の刑務所出所者等の再犯率は,有職の者と比べ約4倍と高く(平成21年から平成25年)、
刑務所出所者の再犯防止のためには,就労支援や雇用の確保がとても重要です。
当社では、雇用の啓蒙支援により犯罪の少ない社会を実現することが、
社会問題の解決になるという観点から、長年支援をさせていただいております。

◎ 保護観察中に無職だった者の再犯率は有職者の約4倍
グラフ1

◎ 出所後に適当な行き場のない受刑者等が多く、約6割が1年未満で再犯
グラフ2

出典:法務省ウェブサイト

今回の講演タイトルは、「泥にまみれて強くなる!(自助努力の精神について)」
小松自身の過去をまずは知ってもらうため、
子どもの頃から、間違いや失敗もたくさんし、数多くの困難にあっていたこと、
事業を起こすプロセスや社長となってからも、給料が無い生活を1年以上も送っていたこと、
その後も、失敗や裏切り、地獄の連続だったこと、
などを、熱く語りました。

その上で、受刑者の少年たちに伝えたかったこと、それは、

 みんながやったことは一生残ってしまう。
 だからそれを、反省し、一生をかけて償わなければいけない。
 だからといって、活躍できないわけじゃない!
 自分が蒔いた種に対して、それを超える芽が出れば、必ず世の中のためになる人間になれる!
 だからどんなことでも肯定的に見て、それを自分の成長につなげることをやめてはいけない!
 どんな状況にあっても望みを捨てず、目標や向上心を失わないことが大切!

と、いうことです。

受刑者の少年たちに発した言葉でしたが、刑務官の方々からも、
「自分のためにもなりました」という御礼をたくさんいただきました。

今回のように、講演やセミナーのご依頼をいただくことは、今後も多々あると思います。
これからも、微力ながら、少しでも社会や個々人の問題解決の糸口になるような活動や発信を
続けていきたいと思います。

今回お声掛けをいただきました、奈良少年刑務所様、
並びに、ご推挙くださった小西好彦様(奈良少年刑務所教育専門官)、
大谷徹奘様(薬師寺執事)に深く御礼申し上げます。