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スポット的に発生する金属くずの処理について

金属くずを捨てる際に気をつけなければならないこととは?

そもそも産業廃棄物における金属とは

産業廃棄物に該当する20種類の品目の中に「金属くず」があります。環境省がその一例として公開しているのは「研磨くず・切削くず・空き缶・金属スクラップ」となっており、公益財団法人日本産業廃棄物処理振興センターによると「鉄鋼または非鉄金属の破片・研磨くず・切削くず等」としています。

このことから想像すると、金属の廃棄物は製造業や加工業といった工場などから日常的に排出されるものとイメージしてしまうのではないでしょうか。ところが店舗やオフィスなどからスポット的に排出されるケースもあるので、このコーナーでは特に小売店・飲食店・オフィスからまとまった金属くずが排出されるケースにフォーカスして考えていきたいと思います。

どんな種類の金属があるの?

一般的に店舗や事務所などからスポット的に排出される金属くずの多くは「鉄」になります。それ以外は「非鉄金属」と呼ばれ、文字通り鉄ではない金属のこととなります。よく知られる非鉄金属としては銅・真鍮・アルミ・ステンレスから、都市鉱山として話題の「レアメタル」も含まれています。

まとまって排出される金属のよくある品目とは?

店舗の改装・リニューアル・移転・退店・閉店などに伴って排出される商品陳列用の什器は「鉄」が主な素材となっています。オフィスにおいては、組織変更や働き方改革の実施に伴う移転・レイアウト変更によってスチールキャビネット・従業員のロッカー・リユースされないデスクや椅子・会議室のテーブルといったオフィス家具類が大量に排出されるケースが目立っています。

鉄をまとめて排出することが多い業種

飲食・食料品全般

開発・製造工場
生産する品目によって頻度はまちまちですが、製造工程の中から排出されるまとまった分量の鉄や非鉄金属があります。事業者様は回収運搬業者や処理業者と長年取引をされていることが多いと思いますが、コストやフローなどについて定期的な見直しをお勧めしています。

事務/サービス系店舗

中小規模小売店
店舗の改装・業態変更・商品構成の見直し・退店・閉店などに伴って、商品陳列用の棚などの什器を廃棄するケースです。テナント入居店の場合はテナント全体の営業に影響がないように配慮して排出しなければなりません。
あります。

医療機関

大規模チェーン小売店
経営的視点からのブランド変更やロゴ変更に伴って大幅なリニューアルが展開される際、すべての店舗から一斉にあるいは段階的に、什器や備品が排出されます。改装計画と収集のタイミングを調整する必要があります。
あります。

衣料などファッション

病院・医療機関
入院患者の病室をリニューアルする際に、ベッドやロッカーといった備品がまとまって排出されることがあります。また、電子カルテの導入が進む中、事務室などを改装し省スペース化する事案も多くなっており、紙カルテを収納していたキャビネットが大量に排出されます。

まとまって排出する鉄を収集してもらうまでのフローとは

(1)廃棄の依頼

改装や移転・閉店などに伴って金属を多く含む廃棄物が発生する事業者様から廃棄の依頼をいただきます。

(2)現状把握

排出される廃棄物の内容についてできるだけ細かくヒアリングします。例えば商品陳列用什器やオフィスのキャビネットの場合、1台のサイズ感と台数といった内容です。全体量を伺うことで鉄くずに相当する大まかな量を把握します。

(3)処理方法のご提案

ヒアリングによって把握した鉄くずの概算量に基づいて、大まかな買取単価・輸送コストを試算。地域性を踏まえて事業所ごとに最適な収集運搬業者を選定したうえで、ご提案します。当社では委託先の業者情報だけでなく、鉄くず買い取り価格の相場やコストもしっかりと把握しているため、適正な処理をご提案することができます。

(4)事前手続きのサポート

委託業者に対する報告要請、排出時の周辺への安全配慮やテナント施設における設備の養生など、事業者様に納得いただいた上で委託業者との契約締結のサポートを行います。
契約書面の内容精査、該当の許可証の確認など専門知識を持ってサポートいたします。

(5)日程調整、現場サポート

まとまった量の鉄くずを排出する事業所の希望回収日時と収集運搬業者の都合を調整いたします。
また回収の際の動線確保などを調整することで現場担当者様のサポートをいたします。

(6)処理完了の確認

回収した鉄くずが「適正にリサイクル施設に持ち込まれているかを確認すること」は、排出事業者として最も重要なことの一つです。当社ではマニフェスト伝票の確認をはじめ、事業者様のご要望による報告事項を含め、リサイクル完了の確認についてもサポートをいたします。

鉄を処分する際の注意事項とは?

●廃棄物の多くの部分を鉄が占めていても、プリント基板やプラスティック部品などと一体になっている場合は買取りでの引き取りができなくケースがあります。

●什器などにおいても、キャスターや化粧板など様々な素材の部品で構成されているものがあります。見積もりの際にはこれらを考慮した重量で算出する必要があります。

●チェーン展開されている場合、地域ごとの慣習や委託業者の特性が影響して、同条件での買取り・コストで回収・リサイクル処理ができない場合があります。事業所ごとに交渉することは大変手間が掛かってしまいます。

●鉄くずの買取り価格は相場によって変動します。また、リサイクル業者に引き渡してから計量しなければ鉄の全体量が決定されないため、見積もりは単価で行われるのが通例であることを理解しておかなければなりません。

排出する鉄くずはリサイクルできるのか?

近年のインフラ整備・再構築・建設ラッシュに伴って、鉄筋など鉄材の需要が高まっています。鉄鋼メーカーは輸入原料の鉄鉱石とあわせて、スクラップとして引き取った鉄くずを効率よくリサイクルして鉄材を製造します。事業者から排出される鉄くずは貴重な資源です。また、まとまった量の鉄くずを買取ってもらうことで、産業廃棄物の処分に掛かるコストを軽減できることを知っておきましょう。

鉄くずを廃棄する際にサティスファクトリーがお役に立てることとは

当社は常に変動する鉄くず買取りの相場やコストといった動向を把握しています。事業者様のご要望に沿った形でのマネジメントを行うことで適正な「買取り単価」「処理方法」を提案することができます。

①処理のコストを明確化できます
回収の際の運賃込みで相場単価を算出します。当社はこのように処分における見えにくい経費を可視化することができるためご安心いただけます。鉄くずのリサイクルによる売却益で産業廃棄物処理費用の軽減化を提案いたします。

②処理フローを最適化できます
スポット的にまとまった量の廃棄物を排出するケースでは、廃棄物の品目や内容が漠然としているため、どこからどのようにして手をつけたらよいのかわかりにくいものです。当社による聞き取り調査で、鉄くずとしてリサイクルできるものを切り分け、処理フローを最適化することができます。

③全国を一元で管理することができます
全国的なチェーン展開をされている小売店や飲食店の場合、地域による慣習や回収の経費が異なり、個別の交渉に多大な労力が掛かってしまいます。当社は地域ごとの商習慣を把握しているため、一元的に管理し対応することができます。

鉄くずをリサイクルした事例

スチール製什器を効率よく排出することで処理費用を削減

スチール製什器を効率よく排出することで処理費用を削減

  • 業種小売店
  • 業態レンタルビデオ
  • 店舗数全国チェーン展開

背 景

Background

レンタルビデオ店として展開していた店舗をリユースショップに業態変更。レンタルビデオの会員対策もあり、店舗の営業を継続しながら徐々に改装を行う変則的な業態変更を行いました。

サービス導入後

ヒアリング調査によって、什器のほとんどがスチール製であることがわかり、おおまかな全体の量を把握し買取り価格と運搬の経費を見積りました。改装計画に則りつつ1回の排出量を効率良い分量に調整することで、最大の売却益を引き出すことができました。

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