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2019.12.23

気候変動がもたらす社会と人体への影響

  • 気候変動

リサーチの背景

昨今大雨や台風による被害が相次いでおり、
地球温暖化による気候の変化が問題視されています。

JAMSTEC(海洋研究開発機構)によると、今後地球温暖化が進行するという調査結果があります。

加えて、天候の悪化が人間生活や人体にも悪影響を及ぼす可能性があるともいわれています。
果たして、気候変動は私たちにどのような影響を及ぼすのでしょうか。

天候が及ぼす生活への影響

スーパーコンピューター「京」の分析で、
CO2排出量が地球温暖化および天候不順と密接な関係をもつことが明らかになっています。

例えば2019年8月~10月間の大雨によって、
駅や道路への浸水、台風の影響による電車運休や家屋等の破損など甚大な被害が出ました。

激しい雨や風でインフラや家などが破壊されることで、日常生活において不都合が生じています。
さらには河川の氾濫に伴う洪水や土砂災害が発生し、物損のみならず、人間の生命の危険にも及んでいます。 

(写真出典: CCCA Japan Center for Climate Change Actions, 「日本の部門別二酸化炭素排出量の割合」))

天候と人体の関係

天候と人体の関係

一方で、気候変動は物理的だけではなく、精神的な悪影響を与える原因にもなりえます。

ある研究によると、天候不順は日々の暮らしに不自由を与えてしまうほど
精神的に害を与えうる
とされています。

実際に、曇りや雨の日が続くと、頭痛や食欲不良、
疲れが取れにくい、体が冷える等のストレスを感じる人もいます。

今後も地球温暖化が進行し天候不順が頻繁になると、こうした症状を訴える人々が増えるかもしれません。

(写真出典: “Tokyo in fog” Unsplash)

一人ひとりの努力が気候変動問題の改善につながる

一人ひとりの努力が気候変動問題の改善につながる

地球温暖化がもたらす気候変動に伴う影響は、
みなさんの生活に非常に密接であり、決して他人事の話題ではありません

地球温暖化が進み気候変動が悪化すれば、
身近な環境や自分自身が負の影響を被ることになると予想されます。

では、個人では温暖化に対して何ができるでしょうか。
例えば、使わなくなったモノをインターネットのオークションに出して再利用したり、
蛍光灯の代わりに、より長持ちするLED電灯を利用することなどが挙げられます。

気候変動問題を知り、意識を変え、具体的な行動をとる。
そのような一人ひとりの意識改革と行動こそが、明るい未来を創るために求められています。

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