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環境 2021.11.08

プラスチックの代替[前編]

2021年11月、イギリスで開催されている「COP26」に合わせて、

日本は前回のCOP25に続き「化石賞」を受賞してしまいました。

この化石賞とは、国際的な環境NGOである気候変動ネットワーク

温暖化対策に後ろ向きな国に与える”不名誉”な賞です。

 

今回のCOPで石炭火力発電の廃止の合意が優先目標として掲げられる中、

日本が石炭火力発電を続ける方針を示していることなどを挙げた。

と授賞理由が報道されています。(讀賣新聞オンライン, 2021/11/03

 

この民間団体のひとつの「賞」や、その評価の対象となっている

日本の取組みに対して賛否両論あるかと思います。

今後、エネルギー問題と同様にプラスチック問題とどのように向き合うのか、

個人として、そして、企業として求められます。

 

どのような選択がサステナブルなのか、本レポートを参考にして頂ければと思います。

ぜひ、ご覧ください。

 

 

1.世界共通の課題「使い捨て」の代償

 <プラスチックが引き起こす問題>

  • 廃棄物処理による環境負荷・・・世界全体では約91%が埋立、または焼却処理
  • 自然界における環境汚染・・・年間500万tを超える海洋への流出
  • 有限である石油資源の大量消費・・・2050年には石油消費量の20%を占めると予測

 →国や地域の単位で取組まなければならない

 

2.世界的な新法案・税制度の導入及び国内の補助金制度

 <世界各国の取組み>

  • 【日本】プラスチック資源循環促進法案の施行(2022年4月)
  • 【EU】プラスチック税の導入(2021年1月)、使い捨てプラスチック施品の禁止(2022年)
  • 【中国】プラスチック汚染改善行動計画(2021年9月)を発表
  • 【英国】プラスチック製包装税を導入(2022年4月)
  • 【米国】「 The Break Free From Plastic Pollution Act 」が議会にて審議(2021年3月)

 →「素材開発」と「資源循環」の両立が必須

 

3.「易」のフォーカスポイントが企業施策の分かれ道

 <対応すべき問題ごとに異なる素材の選択肢>

  • 廃棄物処理による環境負荷・・・再生プラスチック、紙など「易リサイクル素材」
  • 自然界における環境汚染・・・生分解性プラスチックなど「易分解素材」
  • 有限である石油資源の大量消費・・・トウモロコシ、藻類、石灰石など「易調達素材」

 →「リサイクル・分解・調達」に対する総合評価の結果が問われる

 

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この記事を書いたアナリスト

サティスファクトリー編集部

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