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環境 2022.04.18

プラスチックごみを再生原料にするために

プラスチックリサイクルへの取り組みを目にする機会が増えている。

しかし、ゴミとして排出されるプラスチックはリサイクルできる状態でないことが多い。

リサイクルできるゴミにするには、洗浄と素材別に分けることが必須であり、

処分場では多くの手間を必要としている。

 

ゴミを処理する側ではなく、ゴミを出す側がもっとリサイクルに向けて

準備ができないか興味を持ち、本レポートを作成した。

ぜひご覧いただきたい。

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1.なくならないプラスチックの埋立

 <排出方法の現状>

  • プラスチックの埋立処分は、2018年の68万トン(7%)から2021年の47万トン(4%)と減少しているがゼロにはできていない状態が続いている。
  • 排出者側がプラスチックを洗浄し、材質別に分別したリサイクル可能な姿で排出をしていないことが原因の1つである。
  • 埋立処分は上限がある処分方法であり、環境省によると約20年後には日本の埋立地は受入限界をむかえるといわれている。

 →手作業以外の排出方法はあるか

 

2.汚れたプラスチックを破砕と洗浄で再生原料に

 <日本シーム株式会社のプラスチック洗浄粉砕機>

  • 日本シーム株式会社では、プラスチックの洗浄粉砕機の製造、販売、コンサルタントを行っている。
  • 汚れたプラスチックを洗浄破砕することで再生原料にする。同社で買取スキームを有し、処分場だけでなく排出事業者からの購入実績がある。
  • 大型の機械のため、機械本体の購入、設置場所などの導入コストがかかり、再生原料を売却できるとしても運用コストが避けられない。

 →排出事業者が導入を検討するには

 

3.プラスチック排出方法の見直しを投資として検討

 <廃棄物を投資先へ>

  • 環境対策へ関心が高い排出事業者でないと、コストをかけたリサイクル対策の導入検討にいたらない。
  • プラスチックが適切にリサイクルされることで、埋立て限界やSDGs達成への対策となる。
  • リサイクルへの投資が注目される中、排出しているプラスチックを廃棄物ではなく、利用できる素材として排出する方法を投資先として検討してほしい。

 →排出事業者も再生利用を増やし、埋立てしない環境を目指す

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この記事を書いたアナリスト

サティスファクトリー編集部

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