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暮らし 環境 2023.02.06

建物緑化の環境的価値と今後の展望

都市と自然の共生。

 

高層ビルが多く立ち並ぶ都市部では、

建物の壁や屋上を有効活用した緑化が推し進められています。

そんな建物への緑化は、人々にとって心地よい空間づくりに寄与するだけでなく、

自然環境へも大きな貢献をしています。

 

普段何気なく通り過ぎている街中に目を向けてみてください。

街の中に隠れている、環境を守るための様々な工夫を意識するきっかけとなれば嬉しいです。

 

ぜひ本レポートをご覧ください。

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1.ヒートアイランド現象の深刻化

<ヒートアイランド現象の原理と生活への影響>

  • 進行する都市化とともにヒートアイランド現象が深刻化し、東京・名古屋・大阪の3大都市では
    1940~2021年にかけて年平均気温が2.3℃上昇した
  • アスファルトやコンクリート等の人口被覆域の拡大により、日中の熱の保持と
    夜間の大気への放出が起こる
  • 気温の上昇による熱中症などの健康被害や感染症を媒介する蚊の越冬等の生態系の変化が懸念されている

→建物を緑で覆う、「壁面・屋上緑化」の可能性

 

2.都市部における先進的な緑化事例

<「Green Springs」(東京都・立川市)>

  • 多摩地域を中心に不動産開発を展開する立飛ホールディングスが2020年4月に
    “空と大地と人がつながるウェルビーングタウン”をコンセプトとして「GREEN SPRINGS」を開設した
  • カスケードやビオトープを屋上広場部に導入することで人工被覆域を縮小しつつ、都市景観にも優れ、
    生態系人々のネットワークの拠点となる環境づくりを行った
  • こうした象徴的な取り組みを先駆けとして、新築や既存を問わず、都市に溢れるマンションや
    オフィスビルでの緑化の推進が求められる

 →都市部の緑地を増やしていくためには

 

3.サスティナビリティ戦略としての建物緑化

<課題点と将来の展望>

  • 都市景観や地域の人々に好影響を与えたとしても直接的に企業や物件価値向上に結びつけることが困難
  • 屋上・壁面緑化による環境価値を定量化し表現することで、導入にかかるコストを
    サスティナビリティ戦略の一環として認識できることが理想である
  • 建物の特徴に合った緑化方法や植栽を選定しつつ、CO2排出量エネルギー使用量と紐付けながらの導入

 →環境、社会、企業すべてにとって持続可能な選択を

 

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この記事を書いたアナリスト

サティスファクトリー編集部

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