資源循環ソリューションを提供するサティスファクトリーがいま注目する技術、「電炉CCS(Carbon-Capture-Storage)法」。リサイクル困難な廃プラスチックを、特別な技術で加工することで再利用する方法をご紹介します。(詳しく知りたい方はこちら)
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太陽光パネル/漁網/土汚れのフレコンバッグ/
一般廃の汚れプラ/汚泥の混合物/PTPシート/
CFRP(炭素繊維プラスチック)/ガラス繊維プラスチック など
このようなリサイクル困難物に対して、焼却や埋立ではない活用方法があることをご存じでしょうか。一般に、単一素材かつ清潔な状態でないとリサイクルは難しいですよね。しかし、複数種類のプラスチックが混在した廃棄物でも、包装材などが付着した状態の廃棄物でも、ただのごみだったこれらが今「製鉄業界」に求められ始めています。
鉄鋼業から排出されるCO2は、日本全体の排出量の約14%を占めています。その主な要因は、製鉄プロセスで大量のエネルギーを消費すること、そして大量のコークスを必要とすることにあります。石油由来のコークスは、鉄鉱石から酸素を除去する役割を担い、その際に炭素と酸素が結びついて、CO2が大量に発生してしまうのです。
こうした背景から、製鉄業界では脱炭素化に向け、従来の「高炉」から「電炉」への転換が加速しています。そして、鉄に炭素を取り込ませて強度を高める役割として、廃プラスチックが新たな素材として注目されているのです。
電炉CCS法は、廃プラスチックを製鉄に利用するリサイクル技術です。廃棄物を特殊な技術で加工すると、成果物である「エコマイト」が、コークスに代わって鉄に炭素を取り込ませて強度を上げることができます。つまり、廃棄物の炭素を鉄に固定するのです。汚れが付いていても、複数種類が混ざっていても、加工に問題はありません。(詳しく知りたい方はこちら)
私たちは、お客様の今に最適な資源循環ソリューションを選定するため、 廃棄物管理を廃掃法の遵守にとどめず、4つの視点で整備を推奨しています。 環境インパクト診断・コンプライアンス診断・オペレーション診断・ガバナンス診断 これら廃棄物アセスメントを通じて廃棄物管理体制の構築ができているかを確認し、 自然との共栄に繋げるネイチャーポジティブ経営の戦略と実行まで支援します。 「電炉CCS法」にご興味のある排出事業者の皆さまは、是非ご相談ください。
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