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2020.02.08

映画でSDGsを考える#6「おクジラさま ふたつの正義の物語」

当社では、2018年7月より社会課題に関連する映画を社内で上映しています。
「映画でSDGsを考える」では、映画の情報やSDGsとの関連について、
サティスファクトリー社員の目線でお伝えしていきます。

SDGsとは?

「おクジラさま ふたつの正義の物語」上映会

「おクジラさま ふたつの正義の物語」上映会

1月16日に行った上映会では、
「おクジラさま ふたつの正義の物語」を社員で鑑賞し、感想共有を行いました。

● 映画情報
「おクジラさま ふたつの正義の物語」
2017年制作/96分/日本 

<映画あらすじ>
映画の舞台である紀伊半島南端に近い和歌山県太地町は、人口約3000の小さな漁師町。
2010年、この町で行われているイルカの追い込み漁を批判的に描いたドキュメンタリー映画
『ザ・コーヴ』がアカデミー賞を受賞し、一躍有名となった。
以来、「クジラの町」として400年の捕鯨の歴史を「誇り」にもつ太地町は、
イルカやクジラを保護したい海外の活動家たちからの集中非難の的となる。

マスメディアが報じてきた二項対立
―捕鯨を守りたい日本人とそれを許さない外国人―
という単純な図式ではなく、賛否にとらわれない多種多様な意見をカメラは捉えていく。
歴史・宗教・イデオロギーの違いや、
自分と相容れない意見や価値観を持つ他者との共存は果たして可能なのか?
日本の小さな漁村で起きている衝突を通して、
世界が今直面しているグローバリズムとローカリズムの対立、
そして「ダイバーシティ~多様性の危機」を描き出す。

映画を通じて感じたこと

映画を通じて感じたこと

● 映画に対する社員の声
・お互い寄りそえば、批判をするだけにならない
・正しさを一方的に追及すると、コミュニティが破壊されてしまう

● 映画を通じて考えたSDGs
・「目標14 海の豊かさを守ろう」水産資源を守ることは大切
・「目標11 住み続けられるまちづくりを」太地町が直面している課題だと感じた

● 印象的なセリフ
・「太地町を変えるのに、自分たちは力になる」
・「太地町のことは太地町の人が決める。
  太地町を変えたいと思うなら、太地に住んで住民になってから考えて欲しい」
・「動物にも絶滅危機種というのはあるが、太地のような絆の強い村落こそ絶滅危機種だと思う」

映画で繰り広げられるシーシェパードによる激しい批判に
ショックに感じた社員も多かったようです。

しかし映画はあくまで中立的に、シーシェパードと太地町の立場
それぞれを温かい目線で伝えています。
どちらかに偏って批判し続けるのではなく、
お互いの立場を尊重し意見を交換する「対話」の大切さを感じさせられました。

日本と世界の捕鯨の歴史

日本と世界の捕鯨の歴史

日本の捕鯨の歴史
日本の捕鯨は、勇魚取(いさなとり)や鯨突(くじらつき)と呼ばれ、古くから行われてきました。
その歴史は、約8000年前の縄文時代までさかのぼります。
少なくとも12世紀には湾の入り口を網で塞いで鯨を捕獲する追い込み漁が行われており、
以降多くの文献で鯨が登場します。

1831年(天保三年)に刊行された『鯨肉調味方』からは、
ありとあらゆる部位が食用として用いられていたことが分かります。
鯨肉と軟骨は食用に、ヒゲと歯は笄(こうがい)や櫛などの手工芸品に...というように。

鯨油の活用と資源の減少
食料資源としての鯨が、燃料資源として認識されるようになったのは17世紀中ごろです。
マッコウクジラから良質の鯨油が採れることがわかり、欧米を中心に捕鯨が盛んとなります。
19世紀中ごろには全盛期を迎え、太平洋全域で多数の捕鯨船が集まりました。
20世紀初頭には、鯨の資源量を枯渇させてしまうほどの勢いだったといいます。

2019年に再開した日本の商業捕鯨
現代では鯨資源の枯渇から、1982年にIWC(国際捕鯨委員会)で商業捕鯨停止が決議されています。
しかし2019年6月に日本はIWCを脱退し、商業捕鯨を再開しました。
一部の団体などからはバッシングを受けましたが、捕獲量が少ないこともあり
大きな批判にはつながっていないようです。

しかし実際のところ、私たち現代の日本人はどれだけ鯨を食べるでしょうか。
せっかく捕獲しても、食べる人がおらず廃棄されてしまっては元も子もありません。
単なるイデオロギーの問題だけでなく、資源の活用という面も忘れてはいけません。

次回の映画

次回の映画

次回は2月に「ポバティー・インク」を上映する予定です。
どんな学びが得られたか、またこちらのトピックスでご紹介していきます。

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