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2020.04.08

映画でSDGsを考える#8「バベルの学校」

当社では、2018年7月より社会課題に関連する映画を社内で上映しています。
「映画でSDGsを考える」では、映画の情報やSDGsとの関連について、
サティスファクトリー社員の目線でお伝えしていきます。

SDGsとは?

「バベルの学校」上映会

「バベルの学校」上映会

3月19日に行った上映会では、
「バベルの学校」を社員で鑑賞し、感想共有を行いました。

● 映画情報
「バベルの学校」
2013年制作/89分/フランス

<映画あらすじ>
アイルランド、セネガル、ブラジル、モロッコ、中国…。
世界中から11歳から15歳の子どもたちがフランスにやって来た。
これから1年間、パリ市内にある中学校の同じ適応クラスで一緒に過ごすことになる。

24名の生徒、20の国籍…。この世界の縮図のような多文化学級で、
フランスで新生活を始めたばかりの十代の彼らが見せてくれる無邪気さ、熱意、そして悩み。
果たして宗教の違いや国籍の違いを乗り越えて友情を育むことは出来るのだろうか。
そんな先入観をいい意味で裏切り、私たちに未来への希望を見せてくれる作品。

映画を通じて感じたこと

映画を通じて感じたこと

● 映画に対する社員の声
・子どもたちがクラスの皆と協力しながら成長する姿に感動した
・子どもたちが自分の国にプライドを強くもっていると感じた

● 映画を通じて考えたSDGs
「目標4 質の高い教育をみんなに」「目標5 ジェンダー平等を実現しよう」
・子どもたちに平等な教育を行うことが大切
・教育、ジェンダー平等などが幸福度に関係しているのでは

● 印象的なセリフ
・「なぜみんな同じ言葉を話さないの」
・「地球は疑問だらけだから、地球の名前は「疑問」に変えた方が良い」

ドキュメンタリーである本作は、
子どもたちや先生の奮闘する姿をリアルに描いています。
その光景に心を打たれた社員が多かったようです。

一方で、日本ではまだなじみのない多文化学級が舞台ということもあり、
普段あたりまえのように日本語を皆の共通言語としている私たちにとっては
はっとさせられるような台詞がたくさんありました。

外国人移民に対する日本語教育の現状

外国人移民に対する日本語教育の現状

「バベルの学校」の舞台は、フランスの学校でした。
さまざまな言語が飛び交うクラスは、日本のそれと全く異なる風景のように感じるかもしれませんが、
実は日本の学びの場もグローバル化が進んできています。

公立小中高校等で日本語指導を必要とする青少年の数は、5万人以上といわれています(※2018年5月時点)。
その数は2016年の前回調査時より約7千人増えており、増加傾向にあります。
国籍ベースでみると、フィリピノ語を使用する児童が約3割と一番多いそうです。

日本語指導が必要な高校生等の中退・進路状況については、全高校生等と比較すると中途退学率で7.4倍、
就職者における非正規就職率で9.3倍、進学も就職もしていない者の率で2.7倍高いと報告されています。
このデータから、外国人の青少年教育は深刻な現状であることが見てとれます。

映画では、言語含めてまったく異なるバックグラウンドをもつ子どもたちが
苦労しながらもお互いの文化や考え方を理解していく過程が描かれています。
2019年4月より施行された「改正出入国管理法」のもと、外国人労働者の受け入れが拡大し
労働者自身だけでなく、その家族も日本の教育にアクセスできることが重要となっています。
 
また彼らだけが学習するだけでなく、日本人自身も他国の異文化に触れ、
理解しようと努めることが求められています。

(※出典: 「 「日本語指導が必要な児童生徒の受入状況等に関する調査(平成30年度)」の結果について」)

次回の映画

次回の映画

次回は4月に「0円キッチン」を上映する予定です。
どんな学びが得られたか、またこちらのトピックスでご紹介していきます。