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2020.03.30

大切なものをゴミにしないために

  • リユース

リサーチの背景

年末の大掃除を経て、我が家から多くの不要品が発掘された。
どの家庭にも、使用せずに眠っているものが多数あるのではないだろうか。
バザーやネットオークションが手軽になり、いろんなものが売れる時代になってきた。
その中でも販売できないと思われる「捨てにくいもの」は、どのように処分したらいいのだろうか。

簡単に捨てられないもの

簡単に捨てられないもの

私たちは、人形やぬいぐるみをゴミとして捨てることに抵抗を感じる。
しかし、なぜそのように感じるのだろうか。

人形が簡単に捨てられない理由としてよく耳にするのが、
「モノには魂が宿る」という考え方である。
日本人特有の文化として、「魂の宿ったものは、魂を抜いてから処分する」という風習があり、
伝統的に「お焚き上げ※」の供養が執り行われている。

しかし、近年では屋外での焼却処分に対する規制が強まってきている。
プラスチックを原料とする製品が増えており、
焼却の際にダイオキシンなどの有害物質が発生してしまうためだ。
お焚き上げ供養を希望する場合は、適切に処理をしてくれるところへ申込みが必要だ。

※寺院や神社などで僧侶や神主がモノを供養し、焼却すること。

(画像出典: メルカリ, 2020 年 3 月 5 日「人形」で検索)

捨てる、以外の方法も

捨てる、以外の方法も

お焚き上げ以外にも、人形の処分・再利用の方法がある。

1 寄付 :不要品として処分せず、次の持ち主を探す(=リユース)する支援活動。
     主に海外の学校や文化交流施設に送られる。

2 リサイズ:段組みなどの構成を変えてコンパクトにする。
        人形自体に手を加える必要がなく、装飾しやすくする。
        専用の収納箱機能の付いた台に変えれば収納もしやすい。

3 販売 :メルカリやジモティなどのフリマアプリでの販売や譲渡。
     多数の出品数から、需要が高いことがわかる(上図参照)。
 

ゴミ処分せずに再利用

 人形に限らず、「不要品」と思われていたものが、様々な方法で再利用できることがある。
実際に、フリマアプリを利用しての譲渡や売買が幅広く行われている。
意外なものまで取引されているのを見ると、
「モノ」の需要や価値観は人それぞれ、環境によっても異なってくるのだろう。

 モノを違う角度で見てみると、「処分=捨てる」だけではなく、ゴミにしない方法が存在する。
筆者も、今回人形を捨てるのではなく寄付することにした(寄付方法の詳細はレポート参照)。
このような「モノを捨てない 」文化は、サステナブルな生活の実現を目指すうえで、良い例になるのではないだろうか。

レポートのダウンロード 

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参照・引用資料

・お焚き上げコラム, 「お焚き上げとは」:https://www.otakiage.com/column/?id=1508811641-891167
・セカンドライフ, 「人形の寄付」:https://www.ehaiki.jp/second/
・メルカリ:https://www.mercari.com/jp/