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2020.04.06

産地支援のために選ぶチョコレート

  • 持続可能な生産
  • SDGs

リサーチの背景

チョコレートは世界でも人気の菓子で、国内でも一人当たり年間2.16㎏(*1)消費するほどです。
消費量が増える一方で、カカオ豆の過剰生産による値崩れ、
必要資材の局所化や技術の断絶、地球温暖化の影響などにより持続生産が危ぶまれています。
この先チョコレートは高嶺の花になってしまうのでしょうか。現状と課題を考察します。

(*1)日本チョコレート・ココア協会:「チョコレート生産国産・輸出入・消費推移」

カカオ絶滅?カカオの2050年問題

2018年1月米国海洋大気庁(NOAA)より地球温暖化の影響で平均気温が2度上昇した場合、
栽培条件を満たせず2050年にはカカオが絶滅する可能性があると発表がありました。
さらにカカオ栽培には、生産者の高齢化、後継者不足、低所得、児童労働など問題が多いのが現状です。

今後もチョコレートを楽しむためには、カカオ生産者の問題を理解し、
出来る支援を考えることが必要なのではないでしょうか。


(画像出典: 東洋経済ONLINE 2018年2月10日)
収穫されたカカオの実の中の種子(カカオ豆)がチョコレートの原料になる

すでに始まっている作り手からの支援

すでに始まっている作り手からの支援

日本の大手菓子製造メーカー株式会社明治の「メイジ・カカオ・サポート(MCS)」では、
高品質のカカオを安定生産するために栽培技術支援だけでなく、
井戸や学校備品の寄贈など農家の生活向上への支援も行なっています。

 ベルギーのブノワ・ニアン氏は、単一産地・単一品種のカカオこだわるショコラティエです。
自身で農場へ出向き直接契約するため、農家は安定した販売先と適正な対価を得ることができます。

 作り手は良質なカカオを求め、すでに生産地へ目を向けています。
生産地やカカオの現状を知り、良質なカカオと持続的な供給を手に入れようと様々な生産者支援活動を行っています。


(画像出典: 東洋経済ONLINE 2018年2月10日)
写真左:後継者問題に悩むカカオ農家
写真右:自然災害により被害を受けた加工施設

特別なチョコレートを選んで産地支援

特別なチョコレートを選んで産地支援

メーカーなど作り手は持続生産に向けて支援を行っています。
では私たち消費者は何ができるでしょうか。
産地にこだわった特別なチョコレートはまだ認知度が低いです。
しかしそのチョコレートを選ぶことによって、作り手の支援活動を支えることができます。
私たち消費者ができることは、生産国の現状理解と購買時の選択です。

2050年の絶滅を防ぎ、美味しいチョコレートを楽しむために「特別なチョコレート」に目を向けてみてはいかがでしょうか。

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参照・引用資料

・株式会社明治 meiji THE chocolate : https://www.meiji.co.jp/sustainability/procurement/introduction/
・東洋経済ONELINE[2020年チョコレート危機は本当に来るのか
・日本チョコレート・ココア協会「チョコレート生産国産・輸出入・消費推移」
 http://www.chocolate-cocoa.com/statistics/domestic/chocolate_j.html

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