2018.09.10

身近に潜むプラスチック問題

人体に取り込まれているプラスチック

プラスチックゴミによる自然環境汚染は深刻になってきています。

しかし、私たちの生活への直接的な影響は分かりづらく、
どこかで遠い問題として考えてしまっているかもしれません。
(参考:「マイクロプラスチックと海鳥」 https://www.sfinter.com/topics/post-358/」)

しかし実は、私たちが摂取する魚介類・海塩・飲料水から
プラスチックが多く発見されている、という研究報告がされていることをご存知ですか?

プラスチック混入の報告は以下の通り、様々なメディアに取り上げられ注目を浴びています。
・WHOがミネラルウォーターからのプラスチック検出を報告
 (In Deep, 「私たちは毎日プラスチックを飲んでいる」2018年5月1日 https://indeep.jp/microplastics-in-bottled-water-is-normal-now/)
・塩からのマイクロプラスチック発見
 (Scientific Reports, ”The presence of microplastics in commercial salts from different countries” Karami et al. 2017.)
・食用魚でのマイクロプラスチック発見 
 (Marine Anthropogenic Litter, ”Deleterious Effects of Litter on Marine Life” Kühn et al. 2015.Scientific Reports, ”Microplastic fragments and microbeads in digestive tracts of planktivorous fish from urban coastal waters” Tanaka & Takada 2016.)

専門家は、一般的に摂取されている程度のプラスチックに含まれる化学物質(添加剤と吸着した汚染物質)が、ただちに人体に影響を及ぼすことはないと見解を示しています。
しかし、今後摂取量が増加すれば、人体に影響を及ぼす可能性は捨てきれません。
世界では、マイクロプラスチックなどの使用禁止の動きが活発になっています。
 
一方で、日本では事業者の努力義務に留まっているのが現状です。
世界の流れに乗り遅れないためにも、日本も脱プラスチック化の推進が望まれます。
そのためには、まず問題を「知る」ことから始まります。

なぜプラスチックが規制の対象になっているのか、世界ではどのような動きが起こっているのか、
今後も継続して本トピックスで紹介していきたいと思います。