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映画 2022.12.20

映画でSDGsを考える#36 「ゴースト・フリート」

 

映画でSDGsを考える

当社では、2018年7月より社会課題に関連する映画を社内で上映しています。

チームに分かれ自分達で作品を選び、上映後はディスカッションを行います。 「映画でSDGsを考える」では、映画の情報やSDGsとの関連について、 サティスファクトリー社員の目線でお伝えしていきます。

 

SDGsとは?

 

ゴースト・フリート 知られざるシーフード産業の闇」上映会

 

2022年12月15日に行った上映会では、

「ゴースト・フリート 知られざるシーフード産業の闇」を社員で鑑賞し、感想共有を行いました。

 

●映画情報

「Ghost Fleet」2018年制作/90分/アメリカ

 

●映画あらすじ

あなたは海の奴隷労働を知っていますか?

世界有数の水産大国であるタイには、今なお数万人の奴隷が休みなく働かされている現状があります。長い人では20年以上奴隷として酷使され続けています。警察も頼りにならない中、彼らを救うべくタイ人女性のパティマは命がけの航海へ向かいます。日本はタイの水産物輸出先で世界第2位であり、ツナ缶やエビなどを輸入しています。食卓に並ぶ海産物はどんな人が獲ったのか、考えさせられるドキュメンタリー映画です。

 

●SDGsカテゴリー

 

 

 

 

 

映画を通じて感じたこと 

● この作品を選んだ理由

「自分が口にしている海産物は、どんな過程を経て食卓に並んでいるのかを知るきっかけになりそう」

「奴隷は歴史の教科書で聞いた事があったが、現代で奴隷制度が実在しているのか真実を知りたい」

という意見が多く出されて上映決定に至りました。

 

● 映画に対する社員の声

・労働者を人間として扱ってないことが伝わり、彼らの体験談を聞いて胸がぎゅっと締め付けられた。この作品を見て、周りの人に共有したり、今食べているものの背景を身に染みて感じながら生活していきたい。

・現代で普通に生活している人が人生を奪われる事が恐ろしい。

・全て出来るか分からないが、自分が購入する商品にどんな人が関わっているのか、今まで以上に意識したい。

 

● 印象的なセリフ

「目が覚めると揺れていたんだ。見えるのは海ばかり」

「僕は人生を棒に振ってしまった。あまりにも長すぎた」

「家に帰りたいけど帰れない。妻や子どもがいるから」

 

この作品のキャッチコピー

ディスカッションの最後にメンバー全員でこの作品のキャッチコピーを考えました。

今回のキャッチコピーは…

 

他人によって奪われ変えられた人生

船に乗せられる前の本来あるはずだった「自分の人生」を人の手で奪われ、別の人生を歩まされている人たちが今もいます。変えられた人生を生きる厳しさや苦しさと、その中でも一筋の希望や幸せに向かおうとする強さが、メンバーの印象に残ったようです。

 

皆さんはどう感じるでしょうか。ぜひ一度本作品をご覧ください。

 

 

映画レビュー

 

 

 

 

次回の映画

次回は1月12日に「サティシュの学校 みんな、特別なアーティスト」の上映会を開催する予定です。

どんな学びが得られたか、またこちらのトピックスでご紹介していきます。

 

 

 

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この記事を書いたアナリスト

サティスファクトリー編集部

サティスファクトリーコンテンツ編集部です。 環境のことについて、今できることを考え情報を発信しております。

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