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環境 2022.01.03

都市鉱山国家の実情

電子機器の廃棄量増加は、世界的な問題として年々重要視されています。

日本においては市場として非常に大きな需要を誇る一方で、

大量消費社会の名残から多量に廃棄されていることも認識しなければなりません。

 

資源を輸入に頼る中、消費大国として廃棄された電子機器に眠る資源、

「都市鉱山」の有効利用は非常に重要なテーマであると言えます。

 

再生材の使用が注目される中で、さらに踏み込んだ原材料の確保について電子機器廃棄物に目を向けると同時に、

日本が抱える「都市鉱山」問題への熟慮が必要な転換期に差し掛かっていると考えています。

 

資源の確保を進めるうえでの課題や展望について、本レポートをご参考いただければ幸いです。

ぜひご覧ください。

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1.有効利用されずに廃棄される電子機器

 <需要の増大に比例した廃棄品の増加>

  • リサイクル可能であるにも関わらず、世界において廃棄される電子機器は年間5,360万tに及ぶ
  • 大量消費社会の名残による個人の意識や利用から廃棄までの期間の短縮が影響している
  • 金は6,800tもの資源が眠っているにも関わらず、レアアースを含め輸入に頼らざるを得ない

 →国内に眠る資源をどのように活用していくのかが課題

 

2.資源を有効利用する為の取組み

 <廃棄の電子機器から資源を抜き出す取組み>

  • 静脈産業の活用により、回収した電子機器の中から資源物を回収し、販売することで収益化を図る
  • 産業技術総合研究所SUREコンソーシアムが廃小型家電から資源を取り出す取組みを実施
  • 各種メーカー、行政、収集運搬会社、処理会社の協力が不可欠
  • 回収量が少なく、運搬効率も低い為、不採算になりやすい

 →再利用の試みは1社で乗り越えづらい

 

3.効率的に廃棄された資源を集める為の在り方と課題

 <なぜ?貴重な資源が集まらない理由>

  • 日本の静脈産業は都道府県毎の許可業の為、網羅的に処理可能な処理会社が存在しない
  • 海外に比較すると、約100分の1の売上規模の為、1社で処理することが出来ない
  • 各地の処理会社との連携を図り、他社を含めた複数の事業者の廃棄物を取りまとめ、物量を確保する

 →1社だけでの取組みでは無く、分業による役割分担が重要

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この記事を書いたアナリスト

サティスファクトリー編集部

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