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社会 環境 2022.04.25

放置自転車から学ぶ4R

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1.所有者が責任をもって処分しない、“消耗品”の自転車

 <自転車廃棄の現状>

  • 走行時に温室効果ガスを排出しない地球環境に優しい自転車だが、一方でその放置は長年の問題であり、全国の放置自転車の撤去総数は年間102.8万台にのぼる。(平成30年度値、国土交通省調査)
  • 撤去された放置自転車の内、持ち主への変換率は6にとどまり、引き取りのないものは処分対象になる。
  • 撤去保管・廃棄における自治体の負担は大きく、撤去保管料でまかなえずに値上げや税金の投入が発生している。また、大量廃棄による環境負荷も懸念される。

 →廃棄から再利用へ

 

2.学内の放置自転車問題から、人気販売イベントで啓蒙

 <千葉大学での取り組み>

  • 千葉大学は、環境マネジメントシステムの国際規格であるISO14001を2005年に取得。教育の一環として学生主体の運用を掲げて活動。2007年度から、中古自転車の回収・譲渡活動を実施。
  • 卒業や故障で不要になった自転車を年度末に無償で回収。状態の良いものは専門業者の修理を受け、ほぼ修理費用のみの格安価格で、新入生、留学生、教職員など学内関係者に販売される。
  • 2021年4月は譲渡自転車リストに170名以上から購入の申し込みがあり、抽選後に61台を譲渡。
  • 学生15名が数か月の準備を重ね、コロナ禍で混雑を避ける手法の変更にも対応。修理だけでなく点検や防犯登録解除、公正な運営管理など、活動継続にはプロセスの効率化も要するのではないか。

 →自転車を消耗品にしないため新たな選択肢を

 

3.「所有」から「シェア利用」への移行

 <シェアサイクルの活用>

  • 不要自転車の管理と再利用には、撤去手数料や中古販売の価格改定、または運営の効率化が必須。再利用品への品質不安から価値が劣後する傾向にあり、比較的後者に可能性がある。
  • 所有を前提とせずシェア利用に移行することで、事業性が高まり継続に寄与するのではないか。
  • 既に日本にはシェアサイクル市場が広がり、モビリティの連携もますます柔軟になることから、不要自転車もIoTによって新しい所有者ではなくリアルタイムで利用者に繋がるサービスが期待される。

 →放置自転車責任への強化へ

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この記事を書いたアナリスト

サティスファクトリー編集部

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